外壁の黒ずみには、洗えば動く汚れと、塗膜へ染み込んだ変色があります。高圧洗浄で落ちないからと圧力を上げると、塗膜を削ったり、目地やひびから水を入れたりすることがあります。
黒い筋の始まる場所を確認する
窓台、換気フード、雨どい、金具の下から筋が伸びていないかを見ます。排気汚れ、雨だれ、コケ、錆汁では使う洗剤が異なります。指で触れて白い粉が付く場合は、汚れだけでなく塗膜の劣化も進んでいます。
雨上がりと乾燥時を同じ角度から撮ると、水が流れる経路を追いやすくなります。
塗膜の浮きや目地切れがある面は先に補修
強い水圧を当てる前に、ひび、欠け、シーリングの切れを確認します。
換気フードの下から黒い筋が始まる場合は、排気汚れと雨水の流れを分けて見ます。

フード上部の隙間や固定ビスの錆も、洗浄前に確認する箇所です。
まず目立たない場所を手洗いする
外壁材に合う洗剤を小範囲へ使い、柔らかいスポンジやブラシで洗います。乾燥後に黒ずみが薄くなれば洗浄を続けられます。色が抜ける、艶が変わる、塗膜が剥がれる場合は中止します。
窓下の黒ずみは、水切り端部から流れた雨水が同じ場所を通ることで残ります。

壁面だけを洗うのではなく、筋の始点と窓まわりの納まりを調べます。
塗装が必要になる黒ずみ
汚れが塗膜へ入り込んでいる、以前の洗浄で表面が削れている、金具の錆が染みている場合は、洗浄だけで色が戻らないことがあります。発生源を処理し、必要な範囲だけ下塗りと着色を行います。
外壁全体が退色し、広い面でチョーキングが出ている場合は、点補修より塗り替えを検討します。補修部だけを新品色へ合わせると周囲との差が出るため、現在の壁色を基準にします。
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